実習参加学生の感想
クリニカルクラークシップとは医学生が医療チームの一員として実際に患者の治療に当たる参加体験型の実習方法です。
医学生の臨床能力を高める効率的な教育方法といわれています。
医学生の臨床能力を高める効率的な教育方法といわれています。
クリニカルクラークシップ実習レポート / H大学5年生
1日目
2日目
外来を一日見て、診る先生によって患者さんによって、考え方、外来そのものの雰囲気が違うのでは?と気付くようになってきました。当たり前なのですが、大 学の専門的外来とも大きく異なります。医師によって外来はいろいろ違うものだなと感じました。もっと色々な医師の外来を見てみたいです。
大腸ファイバーでははじめて見る稀なポリープを見ることができましたが、下血の原因としては?で、やはり原因は小腸に?
最終日
英語で症例をまとめ(先生方には不評だったのですが・・)症例報告をしました。まだまだこれにはトレーニングが必要だと思います。
苦手意識のある胃透視を見せてもらいました。なるほどフィルムに近いほうが近く見えるんだなと改めて再認識。
総括
各部署で紹介されたとき「今日からよろしくお願いします」というところまではいいが、「患者さんを一緒に診てもらうから」というところには戸惑われていたようです(^^;
担当する患者さんは穏やかで医師でもない自分が話に来ても相手にしてくれて、とても話しやすい方でした。内視鏡所見は勉強していてもなかなかピンと来ず、 分かりにくいのでもっといろいろな症例をたくさん見て学習していきたいです。内視鏡検査室が意外と広いと感じました。 患者さんと話すのはだいぶ慣れまし た。午後は触診、聴診も含め頭部、頚部、腹部とROSをとらせてもらいました。
担当する患者さんは穏やかで医師でもない自分が話に来ても相手にしてくれて、とても話しやすい方でした。内視鏡所見は勉強していてもなかなかピンと来ず、 分かりにくいのでもっといろいろな症例をたくさん見て学習していきたいです。内視鏡検査室が意外と広いと感じました。 患者さんと話すのはだいぶ慣れまし た。午後は触診、聴診も含め頭部、頚部、腹部とROSをとらせてもらいました。
2日目
外来を一日見て、診る先生によって患者さんによって、考え方、外来そのものの雰囲気が違うのでは?と気付くようになってきました。当たり前なのですが、大 学の専門的外来とも大きく異なります。医師によって外来はいろいろ違うものだなと感じました。もっと色々な医師の外来を見てみたいです。
大腸ファイバーでははじめて見る稀なポリープを見ることができましたが、下血の原因としては?で、やはり原因は小腸に?
3日目~4日目
エコー実習では実際に患者さんの身体を使わせていただいてエコー検査をやらせていただきました。なかなかきれいな画像が出せず、はじめは戸惑いましたが軽く薄く持つことがコツだなとわかり、だんだんとつかめてきました。もっとやればうまくなるかもしれません。
当直実習では様々な人たちが来て寝る暇も無いほどでした。救急は好きなので多くのよい体験とよい勉強になりました。やはり救急は判断が難しい。ちなみにムカデに刺されたという人は始めてみました。
エコー実習では実際に患者さんの身体を使わせていただいてエコー検査をやらせていただきました。なかなかきれいな画像が出せず、はじめは戸惑いましたが軽く薄く持つことがコツだなとわかり、だんだんとつかめてきました。もっとやればうまくなるかもしれません。
当直実習では様々な人たちが来て寝る暇も無いほどでした。救急は好きなので多くのよい体験とよい勉強になりました。やはり救急は判断が難しい。ちなみにムカデに刺されたという人は始めてみました。
最終日
英語で症例をまとめ(先生方には不評だったのですが・・)症例報告をしました。まだまだこれにはトレーニングが必要だと思います。
苦手意識のある胃透視を見せてもらいました。なるほどフィルムに近いほうが近く見えるんだなと改めて再認識。
総括
今回はクリニカルクラークシップ(従来の見学型の実習ではなく、実際の医療現場に積極的に参加していく「参加型」の実習)というかたちで実習をしました。 二人の患者さんを担当させてもらい実際に診察し診断・治療計画を立て、症例発表、当直などを通して、生きた臨床トレーニングが出来ました。また先生方の外 来診療やエコー検査、胃透視を見学して、自分の足りない部分の学習も出来ました。
言うまでもなく、見学型の実習に比べて何倍も充実した実習ができ、よかったと思います。ですが学生が自由に病棟を動くことにより職員の方々に迷惑をかけてしまったこともあったと思います。そういう中自由にうろちょろさせてもらって、ありがとうございました。
そして、自分の身体を使って貴重な勉強をさせていただいた二人の患者さん、本当にありがとうございました。 こういった実習は今後急速に広まっていくと思 います。そんな時オープンに医学生の医療への参加を受け入れてもらえる病院、ドクター、看護師さん、そして患者さんがいてくれることは私たち医学生にとっ てとても嬉しくもあり、励みにもなります。私たち医学生も「わしはあの先生が学生実習の時にも診てもらったんじゃ。あの先生をあそこまでしたのはわしのお かげなんじゃよ!」と言ってもらえるくらいに、自分が目指す医師像に近づけるようこれからも励んでいきます。
また実習に来ると思いますので、その時もよ ろしくお願します。一週間ありがとうございました。
実習見学 / H大学3年生 Sさん
AM
PM
・回診の見学
・血圧、糸の結び方
・気管挿管
・レントゲンの見方
・血圧、糸の結び方
・気管挿管
・レントゲンの見方
血圧測定は以前一度やったことがあったけれど、忘れてしまっていたが、今回思い出しながらやったことで当分は忘れないと思う。気管挿管はすごく難しくて驚 いた。午前で最も印象が強かったのは回診で、実際に患者さんを見て、すごく戸惑ったけれど、もっときちんと勉強しないといけないと強く感じました。
PM
・OPE見学
・心電図・院内見学
・心電図・院内見学
OPE見学は気分が悪くなって、ほとんどすることができませんでしたが看護師さんが患者さんに麻酔をかけるまで話しかけていたのが印象的でした。心電図も以前一度やったことがあって、今回は何となく覚えていたのでやりやすかったです。
全体の感想
医師の方も看護師さんもとても気さくな人が多いなぁと感じました。今日、目の前に患者さんを見て、今までずっと教科書やプリント相手の勉強ばかりで忘れて いたものを思い出したように思います。知識も思いやりもある医師になれるように頑張ろうと思います。でも、OPE見学では、本当にすぐ気分が悪くなってし まったので、これから先こんなんで大丈夫なのかすごく心配です。